満たされることの大切さ

長野県内でも再びコロナが広がっています。
保育園は三密を防ぐのがとても難しいのですが、予防できる事を精一杯やるしかありません。

ウイズコロナという言葉が聞かれ、行事なども例年とは違う中、今、職員達が本気で見直している事があります。
それは、「子ども達が満たされる環境」

子ども達が満たされる環境とは?

例えば2歳児さん・・・。
雨なので、お部屋の中で。

それぞれ自分のやりたいことを夢中でしています。
子どもにとって、一番必要な事は、まずは自分が満たされること。
今はこれがしたい!
このおもちゃで遊びたい!
もっと遊んでいたい!
それに集中させてやること

それが満たされないと・・・?

わがままになるのです。
甘やかしたからわがままになるのではなく、
満たされていないから、わがままになる。
まずは、心をたっぷりと満たしてあげたいと思います。

おもちゃも、一人ひとりが夢中になれそうな物はなんだろう?と考え、できるだけ揃えています。
質も大事ですが、子ども達が選んで充分に遊べるように、ある程度の種類と量も必要です。

「みんな一緒に」
「みんなと同じことができるように」
これを焦る必要はありません。
そのうちに、お友達と一緒に遊ぶ楽しさがわかるようになって
同じことをするのが楽しくなります。

大きくなると、こんなふうに、みんなと積み木でダイナミックに遊ぶのも楽しめます。

ん?
それを、段ボールの中からじーっと見て楽しんでいるお友達も・・・。

それぞれが居心地よく過ごせるのが一番!

たっぷりと遊んで満足した2歳児さんは、給食タイム。

やはり、心とお腹をたっぷりと満たしてあげることが、幸せに成長する近道でしょうね。